先日、オフの日に友達のライブを観に下北沢の
ライブハウスmozaicに伺った際、店長さんと
がっつりお話させて頂いた。その時、
「昔に比べてひきこもってる人が多すぎる。
特に男子!」
「お金をかけたりめんどくさいことを避けて、
楽な方を選ぶ傾向にある」
的な感じで店長さんがしみじみ語られていた。
...確かにそうかもしれない。
昔はそれこそ家にいても何も娯楽がなかったし、
一人で週末部屋にいても退屈で死にそうだったから、
みんな友達を誘ってどっかに繰り出していたんだと思う。
今はもう、部屋がエンターテイメントに溢れていて。
電話、メールやネットでいつでも誰とでもコミュニケーション
が取れる。テレビも朝から深夜までいろんな番組がやってるし、
ゲームなんて超綺麗な画面でハマれば抜け出せないほどの
おもしろさ。
「人と遊んだり、恋人を作ってデートするのとか
めんどくさい」
「ライブとかイベント行くよりYOUTUBE観る方が手軽で便利」
「酒は飲みません。お金ないし、体によくないし。飲み会もダルい」
こういう話を確かに周りでよく聞くようになった。
あとは。。。
i-podでシャカシャカ聴いて、
「自分ほんと音楽好きなんス。ライブやイベントは行かないです。
よっぽど誘われた時はたまにノリで行くぐらい。
あとCDは友達に借りたり共有サイトから全部拾ってます。
洋楽は聴きません。ダサいから。カラオケで盛り上がる曲
が基本ッスね。」
ファッション雑誌を買い漁って、
「俺お洒落好きなんですよね~。ブランド名とかほとんど
知ってます。限定モノとか目がないっす。あ、基本通販で
買います。店行くのダルいので。セールの時は並びます。
やっぱ安いとアガりますねー」
グルメ番組を観て、
「有名な店とかけっこう知ってますよ!○○○の店は
××がすげーうまいんですよね★行ったことないですけど。
いろいろ知ってるけど、やっぱ松屋とマック最高っす!安いし
そこそこうまいし。」
非常に合理的。非常にスマート。こんな不況の世の中では、
もしかすると最適な考え方&ライフスタイルかもしれない。でも、
そんなんじゃねえ
バーチャルじゃないんです。
デジタルじゃないんです。
俺たちは今現実に生きてるんです。
アナログをなめんなよ
人生は、めんどくさいもの。
それが、本質。
それを取り去るとどうなる?何が残る?
ライブ映像配信、オンライン通販、食券を買えば
一言も会話なしで食べれるチェーン店だらけの街並み。
こんな世の中じゃ、見失うのも無理はない。
でも、絶対に忘れてはダメだと思う。
君がこの地球に生きている人間で、人生を生きるなら。
誰が出るかもわからないけど、このライブハウスなら
間違いない!とか、友達が「このバンドやべーから観ないと損!」
という言葉で、自分で調べて、チケットを買って行ったライブで、
店内にイカツイおにいさんばっかりで「うわー場違いかも。。」と
フロアの端っこで落ちてたら、「今日誰観に来たの?」「一緒に
騒ごうぜ♪」と声をかけてもらえた時の嬉しさ。
ちゃんとお店で、「この服はこういうコンセプトでできてます」
という話を聞いて、フィッティングも相談しながら購入し、
帰り際、「ありがとうございました!またお待ちしています」
と言われ、次に来た時にすぐ「この前はありがとうございました★」
と言ってもらえた時の嬉しさ。
ごはんを食べに来ただけなのに、世間話をどんどんしてくる
店主。けっこう適当に言いたいことを喋ってるようで
いて、その時間その空間を楽しませようと気を遣ってくれている。
帰り際におつりを渡された時の手の温かさ。
メールじゃない、電話じゃない。電波じゃない。
人と人が会って、面を合わせて話す。
心と心で会話する。
めんどくさい。確かにめんどくさい。非効率。非合理。
でも、そこに輝きが、意味が、
人生がある。
傷付くのを怖がって、裏切られるのを怖がっていても
何も得れない、始まらない。
一回限りの道。いっぱい挑戦して、みんなで悩んで、
駆け抜けて、失敗して、泣いて、また上を向いて。
そうして成長していく。一個一個学んでいく。
それが、人生
こんな腐った時代でも、夢や希望は、愛や真実は、
自分の生き甲斐は必ず見つかる。大事な人に必ず出会える。
手で覆わず、目を開けてしっかり前を見れば。さあ、
ひきこもらないで、外に出よう